地球の気温は現在上昇しつつあるが、今のベースで温暖化が進んでも、西暦二一™™年の気温は「縄文時代同 程度」にすぎない。要するに「縄文時代の気温に戻りつつあるだけ」だ。さらにその前の時代を見ると、人類誕生後だけを見ても地球の気温は激しく変動を続け てきており、海面が現在よりも三™メートル以上高かった高温期が何回もある一方で、逆に一™™メートル以上低かった低温期も何回もあった。実は、①北極の水は存在しなかった時代の方がはるかに長く、また、北海道にいくと珊瑚礁の化石が多くある。

 したがって、現在起きている程度の温暖化で「地球が大変なことになっている」と か「地球が悲鳴を上げている」などということはあり得ない。地球は、現在の温暖化よりもはるかに激しい気温変化を経験してきており、この程度の気温変化で 「地球」がとんでもないことになるはずがないのだ。つもり、「地球を守ろう」「地球のため」「地球に優しい」「地球がかわいそう」といった発想は、すべて 誤りである。地球が聞いたら怒るだろう。多くの人々が「普通の気温」と思っている気温は、激しい温暖化・寒冷化繰り返してきた地球の歴史の中では、たかだか過去二™™年程度の瞬間的なものにすぎないのである。

 

①北極の水は存在したかった時代の方がはるかに長くとはどんなことの例か。

1 地球が現在今までなかった温暖化の危険にあること

2 地球が今まで高温期と低温期を何回も繰り返したこと

3 地球が今より気温が低い時間がまったくなかったこと

4 地球では今より気温が高いことが珍しくなかったこと